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土木求人はどう探せばいい?求人の現状や求人サイトを使って探すときのチェックポイントを解説! 

2023年10月27日

「土木の仕事がしたい!」

そう思ったとき、どうやって仕事を探せばよいのでしょうか。

ハローワークや直接応募するといった方法もありますが、土木専門の求人サイトを利用するのもお勧めの方法です。

今回は土木の仕事内容や土木業界で働くメリット、土木求人の探し方、求人サイトを利用するときのチェックポイントなどについて解説します。

土木求人はどう探せばいい?求人の現状や求人サイトを使って探すときのチェックポイントを解説! 

土木の仕事内容は?

建物以外の建設工事をひとまとめにして土木工事といい、道路工事やトンネル工事などが含まれます。

こういった現場で働く人を土木作業員といいます。

土木工事の代表が道路工事です。

日本各地に道路があるため、その建設やメンテナンスなどの需要が多いといえます。

道路の利便性を向上させる改良工事や傷んだ路面の修繕工事なども道路工事に含まれます。

トンネル工事も土木工事の代表で、道路工事と同様、需要が多い仕事です。

トンネルは道路や水道管、電線などのインフラを整備するときに掘られます。

他にもダム建設や橋をつくる橋梁工事、河川改修の工事なども土木工事の一部です。

土木業界で働くメリット

「キツイ」といわれがちな土木業界ですが、メリットも少なからずあります。

今回は2つのメリットを紹介します。

技術やノウハウを手に入れられる

一つ目のメリットは技術やノウハウを身につけられることです。

よく「手に職をつける」という言い方がされますが、身についた技術はそう簡単に忘れません。

土木の仕事は誰でもできるというわけではないので、技術さえ持っていれば色々な職場で働くことができるでしょう。

求人が多い

もう一つのメリットは求人が多いことです。

1人の職を求めている人に対して何件の求人が来ているかを示す有効求人倍率をみるとそれがよくわかります。

2023年8月の「一般職業紹介状況」を見ると、全職業の有効求人倍率を平均すると1.29倍でした。

一方、土木作業従事者の有効求人倍率は6.29倍(常用・パート含む)でした。

つまり、1人に対し6件以上の求人がある状況ですので、かなり就職しやすいといえます。

土木求人の探し方

求人が多いのはわかりましたが、どうやって仕事を探せばよいのでしょうか。

ここでは3つの方法を紹介します。

ハローワークで探す

1つ目の方法は公共職業安定所(ハローワーク)で求人を探すことです。

以前から行われてきた方法であり、最近はインターネットで求人を探しやすくなりました。

しかし、離職票がないと求人に応募できないため、在職中に仕事を探すのには向いていません。

求人サイトで探す

2つ目の方法は求人サイトで仕事を探すことです。

インターネット上にはかなりの数の求人サイトが存在しますが、その中には土木専門のものもあります。

専門技術を持っている人の場合はこうしたサイトを利用して効率よく仕事を探すのも一つの方法でしょう。

インターネットで直接探す

3つ目の方法はインターネット上で各企業の自社の公式サイトにアクセスし、応募することです。

有効求人倍率からわかるように、土木の世界は慢性的な人手不足です。

その解消のため、自社サイトで求人を図ることも珍しくありません。

ただ、利用する側からすれば他社との比較がしにくいといったデメリットもあります。

土木の求人サイトで探すときのチェックポイント

先ほど挙げた3つの方法の中で最も利用しやすいのは土木の求人サイトを利用する方法です。

見やすいサイトが多く、カテゴリーもしっかりしているので使いやすいからです。

求人サイトを活用する際のチェックポイントをまとめました。

雇用形態がどうなっているか確認する

最初に見ておくべきことは雇用形態です。

雇用には正規雇用と非正規雇用があり、基本給や福利厚生といった待遇面で条件が異なる可能性があります。

安定して就職したいのであれば正規雇用がおすすめですし、副業として一時的に仕事をしたいのであれば非正規雇用の方が良いでしょう。

給与の支払い方法を確認する

土木作業員の給与形態でよくみられるのが固定月給制と日給です。

1カ月単位で基本的な月給が決まっており、それに残業代などが付加されるのが固定月給制と考えてよいでしょう。

日給は働いた日にち分だけ給与がもらえる仕組みです。

土木作業は野外で行われるため、天候に左右されます。

日給の場合、働ける日数が少ないと収入が減ってしまう可能性があるので要注意です。

労災について確認する

土木作業には危険がつきものです。

万が一のケガに備え、事業主は1人でも労働者を雇用していれば労災保険に加入しなければなりません。

事業所によっては公的な労災保険に加えて民間の労災保険に加入していることがあり、公的保険単独よりも保証が手厚くなります。

労災保険の手厚さも比較対象となるでしょう。

まとめ

今回は土木の仕事内容やメリット、土木仕事の探し方、求人サイトを使用するときのチェックポイントについて解説しました。

土木は慢性的な人手不足であり、一度手にした技術をずっと使い続けられるというメリットもあります。

土木の仕事で働きたいときは、土木専門の求人サイトで仕事を探してみてはいかがでしょうか。

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